分譲団地に住むメリット5選!【30代・40代・50代】4人家族目線で徹底解説

団地のメリット

「団地」と聞くと、「古そう」「狭そう」というイメージを持っている人が多いかもしれません。
確かに、1950年代に立てられた団地の中には、狭い物件もあるかもしれませんが、
その後建てられた分譲団地は、割と広い物件が多いんですよ。
狭い物件であれば、リノベーションを行うことによって、一人暮らしであれば過不足ない部屋が作れますし、子育て世代やセカンドライフを見据えた家族には、60年代、70年代に建てられた分譲物件を選ぶことにより、戸建てとは違う団地ならではの”暮らしの良さ”を味わうことが出来ます。
4人家族を例にとって団地に住むことで実感できる具体的なメリットを紹介してみます。

団地に住むメリット5選

実際に暮らしてわかった「安いだけじゃない」魅力とは?

「団地って、古くて不便そう」
「おしゃれとは無縁で、選択肢にも入らない」とか思っていたら、それは違います。

住んでみれば、「団地暮らし」の良さを実感出来る事と思います。
購入価格の安さだけでなく、部屋の広さ、敷地の広さ、住み心地、自然環境、住民のコミュニティなど、こんな時代だからこそ、安心出来る価値が団地にはあるんですよ。

実際に団地に暮らして感じた5つのメリットをリアルな視点でお届けします。
団地に興味がある方、検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

【メリット1】広さの割に手ごろな価格で、家計に優しい

築年数が経っている分譲団地は、相場より価格がかなり抑えられていることが多いです。
たとえば、都心へのアクセスが良好なエリアでも、3LDKで1,000万円台!!いう物件が普通に存在します。30代~50代の家族にとっては、住宅ローンの他に、教育費や老後の資金などのお金に関する悩み事が尽きないと思います。団地なら「広さは確保しつつ、無理のない価格で持ち家を実現できる」点が非常に大きな魅力です。住宅ローンや管理費、修繕金管理費がリーズナブルで、初期費用も大幅に抑えられる団地の大きな魅力のひとつが、圧倒的なコストパフォーマンスです。

住宅ローンの支払いも5万円台で済むことが多く、管理費と積立修繕金を合わせても、月々の支払いが無理なく出来ると思いますし、浮いたお金を貯金や趣味、教育費などに回せます。
リノベーションやリフォームは考え方によっては、建物は古くとも、内装や設備は新品ですから、思いのほか快適に住めますよ

団地は、広大な敷地に棟をゆったり配置しているので、日当たりや風通しが抜群です。

また、南向き住戸が多く、朝から夕方まで太陽の光がしっかり入ります。
団地は、風の通り道が確保された設計なので、窓を開けるだけで気持ち良い風が室内を抜けていきます。これはマンション密集地ではなかなか得られない、団地ならではのメリットですよ。

【メリット2】緑が多く、敷地内でのびのび子育てできる

分譲団地は昭和の時代に「緑豊かな住環境」をコンセプトに設計されたところが多く、今も大きな木や公園、広場がしっかり残っています。中庭で遊ぶ子どもたち、ベンチで談笑する高齢の住人…。そんな“昭和のご近所づきあい”のような風景が、今も息づいています。 特に20代、30代、40代の4人家族なら、下の子がまだ小さいケースも多いですよね。団地なら敷地内で安心して遊ばせられる場所があり、子育て世代にとっては心強い環境です。  敷地内に公園や緑が豊富。自然のある暮らしが身近にあります。
団地の敷地内には、
・広場
・すべり台やブランコのある公園
・木陰のベンチ
・桜や紅葉が楽しめる緑地
などが整備されていることが多く、自然とふれあう暮らしが当たり前にあるのが魅力。 特に子育て中の家庭にとっては、敷地内に子どもが遊べるスペースがあるのは大きな安心ポイント。 近所の子どもたちと自然に友達になれたり、四季の移り変わりを肌で感じられる環境は、心にもゆとりをもたらしてくれます。

【メリット3】住民同士のつながりが強く、防犯や防災にも効果的

分譲団地では管理組合や自治会がしっかり機能しているところが多く、イベントや清掃活動、見守り体制など、住民同士の“顔が見える関係”、”ゆるやかな交流の機会がある環境”が築かれています。
「誰がどこに住んでいるかわからないマンション」に比べて、団地には、「誰がどこに住んでいるのか分る」安心感があります。防犯だけでなく、防災時にも「お互いに助け合える」関係ができているのは、子どもを育てる世帯や高齢の親と同居する世帯には、とても心強いと思いますよ。

誰かの目がある、程よい距離の近所付き合いがある「ゆるやかなコミュニティ」は住む人にとって、とても大きな安心感につながります。

【メリット4】修繕や管理がしっかりしていて、実は快適に暮らせる

「古い=汚い」というのは一昔前のイメージ。
分譲団地では、自主管理のところが多く、自分自身の終の住処と考えている人が多く、定期的に大規模修繕を行い、外壁の改修・耐震補強・給排水の更新、高圧洗浄など、きちんと手が入っています。
管理組合が正しく機能している団地であれば築年数に関係なく、しっかりしているのも特徴です。 中古物件では、そのままで安く販売している物件や、リノベーションやリフォームを行い、「外観は昭和、中は令和」という快適な住空間に仕上げている物件もあります。
昭和の団地は「造りが頑丈」。リフォームすれば快適に暮らせる 「築40年」と聞くと不安に感じるかもしれませんが、昭和の団地は公共住宅として、丈夫に建てられているものが多いのが実情です。
・RC造(鉄筋コンクリート)
・定期的な修繕・高圧洗浄
・住戸ごとの設備更新
が行われており、見た目以上に中身はしっかりしています。 内装をリフォームすれば、古さを感じずおしゃれで快適な住まいになります。

【メリット5】駅や学校、病院が近くに揃っていて、生活がしやすい

昭和期の団地は「生活圏を一括で整える」思想で作られているため、駅・商業施設・保育園・小中学校・病院などが団地の周辺にまとまっている場合が多いです。
子どもの送り迎えや通学、買い物、通院など、日常の移動距離が短くて済むのは、働き盛りの世代にも、シニアにもありがたいポイントです。 商業施設や医療・教育機関が近くにあり、暮らしが便利
団地は計画的に整備されているため、
周辺には
・スーパー
・病院・クリニック
・保育園・小学校・中学校
・郵便局・公民館
など、生活に欠かせない施設が一通りそろっているケースが多いのです。 また、駅から離れていても団地前にバス停が設けられていることが多く、公共交通の利便性もとても高くなっています。駐車場は全世帯分あったり、僕が住んでいる団地みたいに二台までなら大丈夫な団地もあります。
自転車やオートバイの駐輪場なども整備されており暮らしてゆくにはとても便利です。

【まとめ】団地は「ちょうどいい暮らし」を叶える選択肢

分譲団地は「お金の無理がない」「自然がある」「安心して子育てできる」「ほどよく人とつながれる」「日常生活に便利」と、30代、40代、50代の4人家族にとって、“ちょうどいい暮らし”を叶える選択肢になり得ます。「古いけど、暮らしやすい」。そんな団地のリアルな魅力を、ぜひ一度団地を訪れて見てください。そしてその環境の良さを実感してください。
団地に住むことは「安さを取って我慢する」ことではありません。 今の時代に必要な、経済性・快適性・人とのつながり・自然との共存がそろっている素晴らしい選択肢です。
以下のような方は、団地暮らしを真剣に考えて見てください。

・広くて静かな住まいを探している
・子どもを自然の中で育てたい
・住宅ローンを抑えつつ生活の質を高めたい
・都会の喧騒から少し離れて、のびのび暮らしたい

「団地=古い・不便」は、もう過去の話です。そのイメージがきっと変わるはずですよ。

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