築年数が築30年、40年、中には50年以上の築古団地。購入する人が増えています。ちょっと前までは、「建物や設備が古い」、「色々な意味でリスクが高い」という印象を持っていられる人が多いかと思われます。ですが最近、この“築古団地”を あえて選ぶ人・買う人が増えているってご存じですか?。なぜわざわざ新築では無く、築古団地を購入する選択の理由は何なのでしょうか?この記事では、その背景とメリット・注意点を整理し、あなたが「買ってもいいか?」を考えるヒントを書いてゆきます。
1.なぜ団地を選ぶ?
築古団地をあえて選ぶ人、購入の候補に加えるのは、
・価格の安さ
・立地・環境のよさ
・リフォームやリノベーションが「自分好みにできる」もしくは「施工済み」となっている
月々の支払いを抑え、賃貸では無く、自分が住みやすい、自分らしいといったニーズに合っているからと思われます。(実際に僕はそう思ったし、住んで良かったと思えるから)。
2.増えている背景
2-1 物件価格がどう考えても手頃
築年数の古い団地は、物件の購入時価格が新築や築浅物件と比べて金額的にかなりお手頃になっています。実際に僕も最終的に価格で決めましたから
この“お手頃な物件価格価格”が、これからの生活を意識する30〜50代の家族にとって、月々のローンの支払いが安いというのは生活をしていく上でとてつもなくプラスに働きます。また物件に寄りますが、賃貸物件の家賃より住宅ローンが安くなる事があったりします。また賃貸では無いというのは、資産を持つという大きな心の安心につながります。
2-2 立地・環境の利便性が高い
築40年以上の団地は広い敷地にて開発され、比較的都市近郊、駅へのアクセス・生活利便施設が整ったエリアであることが多いのが特徴です。敷地が広いため、建物と建物の間が広く、「良い立地の物件が多い」ことがメリットになります。利便性・アクセス・住環境を重視しつつ、「価格を抑えたい」人にはとても良い選択になると思います。
2-3 リノベーション・カスタムの自由度
古い団地だからこそ「余裕を持ってリフォーム・リノベーションを自分仕様にできる」という余地があるという点が強みですよね。築年数が経って価格が抑えられていれば、その分リフォームやリノベーションに回せる予算も出やすくなっています。「中古+リノベーション」「中古+リフォーム」が一般化してきた背景も、この傾向を後押ししいるのではないでしょうか?。
2-4. ライフスタイルの変化と価値観の転換
ライフスタイルの変化により、「住まい」に対する価値観が変わったので無いでしょうか?
郊外に戸建ての家を所有することよりも、比較的アクセスが良く・住み心地やコストバランスを重視する人が増えています。
特に30〜50代であれば「子育てが一段落」「これからの暮らしを考え直したい」という時期でもあります。こうした世代にとって、築古団地という選択肢が“費用を抑えて暮らす自由”を提供していると思われます。
3.具体的なメリット3点
1.価格面のメリット
僕が住んでいる団地は新築等時の売り出し価格が2,500万円~3,000万円、僕が買った金額が約1,500万円(リノベーション済み)と新築の約半分の金額で購入出来ました。
2.維持コストの軽さ
建物の価値がある程度下がっているため、固定資産税評価額が安いです。
購入10年であれば、年末調整で固定資産税分がそのまま返ってきます
3.環境・敷地の魅力
団地ならではのゆとりある敷地、緑の多さ、棟と棟の間隔が広いって言うのも魅力では無いでしょうか
4.注意すべき点/買う前に確認したいポイント4点
団地を「安いから」「立地がいいから」と後先考えず飛びつく前に、必ず確認しておくべきポイントを4つ上げます。
1.管理状態・修繕積立金の水準
築年数が経っている分、共有部・共用設備の劣化が進んでいる可能性ありますので、物件を見る際は団地全ての外観を確認しましょう。管理組合が機能していれば、大規模修繕を行っていますので
建物はキレイに保たれています。
2.構造・耐震性
築40年超で、改正前の耐震基準(旧耐震)に該当している可能性もありますが、基本的に問題ないと思います。
3.リノベーション制限や躯体・配管状況
古い躯体や配管等で自由に改修できないケースもあります。
これは部屋の中を見ると解るのですが、梁が出ていたり、一部配管がむき出しになっていたりしますので、そこら辺を上手く利用する事で、理想的な部屋を作ることが出来ます
4.将来の資産性・売却可能性
これは物件の見極め次第かと思われます。僕の住んでいる団地は、16棟ありますが、空き家になっているのはほとんどありません。相続時に空き家になる物件がありますが、ほとんどの部屋が売り出すと直ぐに購入されています。
買った金額で購入は難しいとは思いますが、将来を考えても安心かと思っています
5.まとめ
あえて「築古団地」、「築40年超えの団地」を選ぶ人が増えている背景にはやはり
「費用を抑えつつ、暮らしを楽しむ」というニーズが強くなっているからです。
ただし、価格が安い=安心というわけではありません。管理・構造・将来性をしっかり見た上で選ぶことが、「後悔しない団地購入」の鍵となります。
もしあなたが「団地も選択肢に入れたい」と考えているなら、今回の記事を参考にしてみてください。
物件ごとに「管理状況」「リノベ適性」「住環境」なんかををチェックしてみてください。
アナタにとって一番の団地がみつかりますように!
